ある日、akubiさんから「とても不思議な話なんですが、信じてもらえるか分かりません。だけども書きますね」と、お便りが届きました
とても不思議で、感動的なお話です。とてもいいお話だと思ったので、たくさんの人に読んでもらいたいと、このページを作りました






一枚目は友達がくれたベルのぬいぐるみと一緒に転んでるまりもです
「ベル」という飼っていた黒猫が3年前に亡くなりました

すごく天気のいい晴れた日に、仕事場の親友が手紙を持ってきた
「朝起きて、天気がいいから窓開けてんね、そしたら風がす〜っと入ってきて、その時に空色の便箋があるでしょ?って頭に浮かんで、それを出して、なんか分からないねんけどもペンをとってんよ。そしたら勝手に手が動いたんよ・・・はい、これ」

空の柄の便箋にはこう書いてました

「ベルがね、見てるねんよ。青い空から見てる。ベルはね、味方。だけど、いい事ばかりを教えてくれるわけじゃない。運んでくれるわけじゃない。でも見てるよ。しっかり生きていけるように見てくれてる 見てるよ
大切に育ててくれたから、今度はボクが大切に見守ってあげる。泣いてばかりいたって次は笑えるようにしてあげる
どんな形でかはわからない。次は「もの」かもしれない。犬かもしれない。でもまた黒猫のボクかもしれない。待ってて。いつか。
すぐじゃないよ。待ってるよね。待っててね
姿はなくても近くにいる。そばにいる。いつもそばにいるから
キレイな菜の花を見たよ。黄色のね。いっぱい咲いてる。歩いたらつぶれそうになる。でも、つぶれないようにそっと歩いてる
風がね、心地いいよ。太陽がね、あたたかいよ。いつか一緒に歩けたらいいね。一緒にね」

言葉の変化に驚いた。最初のほうは彼女の言葉で、最後にはボクになっていた・・・
彼女もなんだか分からないままに書いたと話しています

私がいっぱいの菜の花を見た時に、室内で飼っていたベルに「この菜の花を見せてあげたいな〜」って思い、1本だけ持ち帰った時に話をしてあげた。一緒にいけたらいいのにな〜って・・・その事が手紙には書いてあった。彼女はそんな事は一切しらない
それが偶然にしても、彼女の思いやりにしても、ベルの言葉だったにしても、私にはベルからの手紙と思い、大切にしています

そして、それから1年した時に私には新しい家族ができた。その親友が、この手紙をくれた何日か後に言ったとうりになった
「1年くらい先かな〜私な寒い日に公園でグレーの子猫ひらうから。その時は電話するから、育ててあげてね!会うべくして会う子やし」

そんな会話をした事をお互いに忘れてしまった頃に、突然電話がきた。「ほら!猫ひらったよ」と
見ると、汚れてノミだらけの細いグレーの子猫・・・本当になった
ベルが亡くなったのは1月1日、グレーの子猫に会ったのは11月11日これも偶然なんやろか?と話した

グレーの猫はまりもと言う名前で、元気にしてる
ベルには仕事ばかりで甘えさせてあげる事も、そばにいてやる事もあまりできなかったけども、私も今は結婚して、まりもと一緒に居てやる時間がいっぱいある
ベルにしてやれなかった分、この子に精一杯してあげようと思う
何かの縁で、こうして出会えたのはベルのおかげかもしれない・・・
だから、彼に感謝しながらまりもと過ごしています



不思議なお話をホームページに掲載させて頂いた後、akubiさんから「それから・・・彼が亡くなった事なんですが」と再度お便りがありました
病院について考えさせられる内容です。。。多くの方に見てもらう必要があると思いました



ベルは、おしっこが出にくいようで、痛そうな顔をしてました
様子がいつもと違う!!慌てて近所の病院に連れて行きました
そこは女医さんで、とても親切にベルの病気を説明してくれました。ベルは「尿道結石」と診断されました
ベルのおチンチンに管が通され、少しずつ血が混じったおしっこがポタポタと受け皿の中にたまりました
入院させないとならない事になり、ギャーギャー鳴くベルをなだめて私は家路に着きました

気になって仕方ない私は、毎日のようにベルに会いに行きました。檻の中でエリザベスをつけられ、目がウルウルしているベルを見て、早く、1日でも早くここから出してあげたいと祈りました

5日目にベルは無事退院しました。家に帰ったベルは安心したのか、ずっと傍で眠っていましたが、翌日また様子がおかしくなり、朝一番に病院に駆け込みました。グタ〜となってしまったベルを再び入院させる事になった
「どういうこと?治ったんじゃないんですか?」
医師の説明を聞いた。「50/50で命は分からない」という宣告を受けました。納得いかないけども、治してもらわないと!その一心で先生に託しました
その足で私は泣きながら電車に飛び乗り、よく行くお寺に祈願に向っていました

そこで私は気づいてやればよかったんです、ここではないって事を・・・

1週間目にベルは退院しました。大きい黒ヒョウみたいな体をしていたベルは、やせ細り見るのも悲しい状態で、身が引き裂かれそうな気持ちになりました
薬をもらい、説明を聞き、おしっこの匂いがするベルを家に連れて帰り暖かいタオルで体をゆっくり拭いてやりました

また1週間たった時、元気にしていたベルがクタ〜と・・・病院に電話をし、話をしたら「先生は会があり昼から来る」という事で、待てない私は他の病院へ駆け込みました。その時にもらっていた薬も持って行きました。ベルは再び、レントゲン撮影をされた時に、思いも寄らない言葉が返ってきました
「どんな治療なさったんですか?お母さん!これはおかいよ〜!尿道にはまだ石がありますし、痛いに決まってますよ」

今までの経過を話して下さいと言われ、私はベルについてを必死に話ました
先生は「尿道が無理に管をつっこまれ傷ついています。これは痛いでしょうね、そして完璧になんて治ってませんし、腫れあがってます、入院も必要も最初の時点では必要なかったと思います。可哀相に随分この子は我慢したんでしたでしょう・・・薬も全く違うものが出されていますね」
先生はその病院と話をしてくれるといい、ベルは入院もなく通院で治療に励みました。あきらかに、医療ミスと手荒な治療をベルは受けていた

檻の中でエリザベスをつけられ、小さな声で鳴いていたベルは、私に訴えていたのかもしれないと思うと、とてもやりきれない気持ちでした。病院は確かに悪い!けども、その病院の選択を誤ってしまったのは私。ベルの体はとても弱っていました・・・
病院さえ間違わなければ、こんな事にはならなかったし、もっと早い治療で確実に治っていたはず。病院を選ぶというのは、病気を抱える子には、命を預ける場所を選ぶという事に等しい。よく先生の話を聞き、分からない事はとことん納得いくまで話をし、適当に流さないで、親身に聞いてくれ、治療法についてなどを飼い主に分かりやすく説明をしてくれる。そんな病院を選ぶ必要がありました。

安易に大事な子の命を預ける場所を決めてはいけないと・・・・

信頼いくまで付き合ってくれる、そんな先生と出会うまで、見つけないといけないと思います。猫たちが選べない分、確実な目と耳で選ぶ必要があります。自分が「ここは〜なんだかな、ダメかな〜、合わないな〜」と、不安に感じるような病院には預けない事です。飼い主が合わないで不安な所は猫さんも同じ気持ちでいるのだと思いました。実際に今いる猫は、とても信頼できる何でも相談できる先生で、この子は病院に行く事を全く嫌がらずに、先生に甘えているんです。飼い主が安心してるからなのかもしれませんし、先生とこの子は合うんですね。

ベルは元旦の朝に亡くなりました。その先生は、息のないベルを抱えてきた私を休業中にも関らず、戸を開けて最後を診とってくれました。(病院と家が一緒)
元旦でめでたいお休みの時だったのに、とても感謝しました
先生は「ママの腕の中でよかったね〜いい子やったね〜」とベルを抱いてくれました。そして私の背をなでてくれました

謝っても、謝ってもベルにした事は、私の責任です。病院を選ぶという重要さを、ベルに教えられました



このページを読んでカゲさんから感想が届きました
カゲさんから許可を頂いたので掲載します



涙があふれて止まりませんでした。今うちの猫も「尿道結石」で通院しています
先生が「入院して管を突っ込んで24時間オシッコをとる方法もありますが、かえって炎症を起こすこともあるし、とても臆病な猫ちゃんなので入院より通院してもらう方がいいでしょう。」と言われ、点滴に毎日通っています。連休中は家で点滴をしました。人間は尿道結石で命を失う事はまずないと思いますが、体の小さな猫はちょっとしたことが命取りになるんですね
それからお友達が書かれた手紙の事、私は信じます。今3匹の猫を飼っていますが、この子たちを飼う前に13歳で亡くなった猫がいました。死んで2年たちますがこの子の気配をずっと感じます。いつも見守ってくれているんでしょうか



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